自動車ローンが総量規制の対象外の理由は?

 

2010年に貸金業法が改正されました。これによって「総量規制」という法律が執行されることになります。このことにより、消費者金融などの一部のローンの借入れ額は、上限が決まっています。しかし、自動車ローンは総量規制の対象外です。では、なぜ自動車ローンは総量規制の対象外になるのでしょうか?今回はそんな疑問をスッキリ解決します。

 

■そもそも総量規制ってどんな法律?

総量規制とは、「貸金業者は申込者の年収の1/3以上の融資をしてはいけない」という法律です。貸金業者とは、消費者金融・信販会社・クレジットカード会社のことを指します。

 

なぜこのような法律ができたがですが、「借りすぎ」と「貸しすぎ」を防ぐためです。総量規制ができる前までは、おもに消費者金融から借入れしすぎて、返済不能になる人が多く、社会問題にもなっていました。

 

多重債務や自己破産が増えてしまったため、消費者を守るためにの法律と言えます。以前ですと貸す側は際限なく融資をしてきたので、返済のためにまた借りるような状況が増えていました。

 

そこで国は借入れ額の上限を決めることで、この問題の対策にでたのです。それが総量規制になります。このように総量規制は、借りすぎと貸しすぎを防ぐための法律なんですね。

 

ちなみに、お金を貸す側の消費者金融はこの貸金業法によって、経営が苦しくなった会社も多く、廃業にまで追い込まれる状態でした。

 

銀行の場合は総量規制対象外ですので、銀行で扱っている「住宅ローン」や「教育ローン」などは対象外です。さらには銀行カードローンも総量規制対象外ですので、年収の3分の1までという縛りもありません。ただ、最近では銀行カードローンのサービス内容も変わってきていますので、それぞれ利用する銀行で気をつけて利用するようにしましょう。

 

■なぜ自動車ローンが総量規制の対象外になるのか?

自動車ローンは、クレジット会社や信販会社が担当していることが非常に多いです。そのため、「自動車ローンも総量規制になるのでは?」と思う方も多いでしょう。しかし、自動車ローンは総量規制の対象外になります。

 

理由は総量規制には例外となるローンもあるからです。例えば、事業費と借入れする「ビジネスローン」は、貸金業者であっても総量規制の対象外になります。また、複数の借入れをひとつにする「おまとめローン」も総量規制の対象外です。

 

このように総量規制には例外となるローンもあるんですね。自動車ローンもその中のひとつなので、総量規制が適応されないのです。そのため、年収の1/3以上の借入れも可能です。

 

■まとめ

総量規制はすべてのローンに適応されるわけではありません。
例外となるローンもあるのです。自動車ローンはその中に含まれますので、総量規制の対象外になります。